オンセイやバイバー、ワウトークなど花盛りの無料通話アプリも使用は注意が必要、例えばナンパLINE

アプリの数が出て来るあまりそれこそもう何が何だか分からなくなっている状態にも 無料通話アプリは感じられてしまいます。 無料通話アプリとはiPhoneやアンドロイドなどにインストールすると 携帯キャリアの回線を直接使うのではなく、 インターネット経由で通話が出来るアプリで 大凡無料で提供されるため頭に無料が冠される慣例となっています。

IT系の方にはVoIP(ヴォイップ)と言う呼称が一般でしたね。 これは Voice over IP の略でインターネット越しの声、とでも訳せば好いのでしょうか、 IPはまた Internet Protocol の略でインターネットを既定する約束事を示しますから、 ここではインターネット其のものと捉えても大凡間違いありません。 従ってIT系の方は従来この呼称に慣れ親しんでいたのですが、 これが無料通話アプリと呼び習わされるようになってきたのは 正しくスマートフォンが広く普及して一般化した証とも言えるのかも知れません。

更にはこの無料通話アプリの需要は大きいようで 嘗てVoIP通話が主にパソコン上で行われていた頃は Skype(スカイプ) の寡占状態であったこの市場には今や多くの新規参入アプリが犇めく様相を呈しています。 はなまるチェック!ブログの2011年11月30日 百花繚乱VoIP~OnSayのAndroid版登場 にその様子を記しています。 以下無料通話アプリを列挙してみましょう。 リンクは Acenumber Technical Issues ブログで扱っている記事に貼っています。

こうして改めて見て見ると壮観ですね(笑) 社会がこのような状況になれば 有態に言えば携帯ユーザーとしては音声通信などは最早必要ないとも言える訳で、 携帯キャリアの収益に於いては 音声通信が減少の一途を辿る中、データ通信量が増加する中で 企業としてこの収益構造をどう経営に組み込んでいくかが課題ともなっています。

この状況は Acenumber Technical Issues ブログの2011年11月9日 携帯3社の2012年第2四半期決算に揃うARPUデータ に記してありますが、 利用者としては通話料金とデータ通信料金が二重に取られている感は否めませんから、 早い処データ通信料金に統一したいのが本音なのではないでしょうか?

このようにスマートフォント共に普及の著しい 無料通話アプリ群ですが、 その通話だけに留まらない高機能振りから使用には注意も喚起されています。 その代表的な例が ナンパLINE と呼ばれるようになったLINEを取り巻く異性を求めることを目的とした周辺環境です。

LINEは Acenumber Technical Issues ブログで の2011年11月22日記事 位置情報サービス例~VISAとShopkick、ネイバーLINEとSB提携 に追記した処ですが、 2011年10月4日の1.3.0へのアップデートでVoIP機能を搭載以降、 瞬く間に市場を席巻した通話アプリです。 スマートフォンを新しく使い始めた方などは Skypeは知らなくともLINEなら知っているというような状況です。

これだけ周知され、利用者が広がると これを上手く使った周辺アプリやソフトウェア、Webサイトが出て来るのは当然のことで、 それらの中にも異性の出会いを目的としたものが多く登場したという訳です。

これについてはLINEを提供している NHN 社も眉を顰め、 (2019年3月7日現在、LINEは2013年4月1日にNHN Japan株式会社より商号変更した LINE株式会社 により提供されています。) 公式にコメントを発表してもいます。 それがLINE公式ブログに2012年05月23日配信された LINE非公認のサービスにご注意ください です。 この記事に於いて正式に所謂ナンパLINEの利用は利用規約違反であることが謳われています。

時代は移り変わり生活の様子も変わります。 個人がコミュニケーション手法を変えれば、企業も収益構造を見直します。 その変化の中では少し注意しなければいけないことも有るようです。

スポンサー
スポンサー

この記事をシェアする