Googleがパンダアップデートを日本語に適用~変わるSEO対策

ホームページやブログを運営していれば誰でも 検索エンジンから得られるトラフィックが実に重要なものと実感していることでしょう。 サイト運営に馴れて来れば或る程度の対策は施すようになります。 例えば大切なキーワードをタイトルに含めたり、 画像のAlt属性にキーワードを含めたり、 文章に適切なキーワードが含まれるよう気を付けたりと言ったものです。

このような手法は検索エンジン最適化と呼ばれその略称である SEOSearch Engine Optimization) などは広く一般に知れ渡るもするようになりました。

このSEO施策について或る程度の修正を施さねばならない ホームページやブログが本日2012年7月18日より発生するかもしれません、 と言うのもGoogleウェブマスターセンターブログに本日付で Google 検索が、高品質なサイトをよりよく評価するようになりました が配信されており、 検索結果の順位付けをするアルゴリズムが変更になったと報告されているからです。

Googleの検索結果に最近余り思ったようなWebサイトが表示されない、 と利用者に思われてしまってはGoogleとしては面白くありません。 従って出来る限り利用者に満足出来る結果を届けようと思うわけですが、 どうしてもその裏を掻くWebサイトも出てくる訳です。 検索結果に従い除いて見たのがキーワードの羅列と広告だけだった、 などという経験を持つ方も多いのではないでしょうか。 このような低質なWebサイトを検索結果から退けるためGoogleは日夜努力をするのですが それがアルゴリズムのアップデートとして現れ、今回もそれが実施されたのでした。

このアルゴリズムのアップデートはGoogle社内部のコードネームから パンダアップデート と呼ばれており、去年2011年の春頃から米国を中心とした海外ではしばしば実施され、 悲喜交々の声も伝わって来ていました。 日本にも試験的に運用されていた噂も伝わりますが、 今回初めて公式に日本語にも適用された報告が ウェブマスターセンターブログになされている訳です。

以上から急いで対策を講じなければ、と考えるのは人情です。 これからはSEOの手法も変えて行かなければならないとつい思ってしまうものです。 しかし慌てる必要は全くありません。

基本的にはGoogle検索利用者を満足させるための施策ですので、 Googleは良質なコンテンツを検索結果上位に上げたい訳です。 即ち人のホームページからコピーしたりして自らのページを作っているような 低質なサイトが検索結果下落の影響を受けるのであって、 そのようなサイトは根本的なSEO対策の変更が必要になりますが、 自ら発信したオリジナルで他では見られないコンテンツを有している Webサイトを運営しているのであれば 影響は良い方向にしか現れませんから何ら対策の必要はない訳です。

それでもGoogleの順位付けアルゴリズムは自動で機械的になされるものですから 間違いはないとも言えず、若しかしたら良質なコンテンツを有していても 暫くはアクセス数などに影響が出るかも知れません。 しかしそのような状態は基本的に良質なサイトを上位に表示したいと考える Googleの本位ではありませんから孰れアルゴリズムの修正は必須です。 自信を持って従来通り運営して行くのが吉と思われます。 良質なコンテンツの提供こそ実は最強のSEO対策と言えるのですから。

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