第6世代iPod nanoをスラップ腕時計にするリストバンド

第7世代が発表されたアップル社の iPod nano (2017年7月27日販売終了)は大型化して残念ながらスマートウォッチとするには些か大振りとなってしまいました。 第6世代のiPod nanoの腕時計ケースに程好い大きさが惜しまれもし、 果てはアップル社製の純正スマートウォッチ iWatch (2015年4月24日 Apple Watch として発売)を待ち望む声迄出ているようです。 かたむき通信にもウェアラブルコンピュータが アップルより発売される蓋然性も高いのではないかと記事[K1] にして配信しもしました。

第6世代のiPod nano現時点でも Nike + iPod Sensor と連携すればダイエットや健康管理に使えるスマートウォッチとも言える性能を見せますが、 腕時計としては当然の如く機能します。 小型コンピュータたるiPod nanoはアプリで以て其れらしい画面表示を用意すれば 忽ち時計に早変わりしますから、これをダイヤルケースに見立てて リストバンドを備えてやれば立派な腕時計と言う寸法です。

そんな第6世代のiPod nanoを見てサードパーティーからはリストバンドが 孰れも割りとお手頃な価格で提供されています。 iPod nanoらしいキッチュなものから派手目の色使いのものであったり オーソドックスなものもあれば、如何にも感の強い金属製バンドで 見た目に最早iPod nanoには見えないようなもの迄揃っているのでした。

腕時計は今や正確な時刻を知るためだけでなく 自己表現のアイテムとして機能する場面も多く、 機械式時計にアイデンティティーを求める向きもあれば、 スマートウォッチに求める向きもあるでしょうし、 それが根強いファンを持つアップル製となれば尚更です。 ファッション的に同一ブランドで纏めたい気持ちとそれは通ずるものでしょう。

なればこそアップル純正スマートウォッチiWatchの待望される処ですが、 未だ形の見えないものなれば致し方なく、 iPod nano第6世代で実現する方策も求められ 専用のリストバンドが用意されるのです。 そして此処に於いては更にファッション的な色合いも加味した 商品も用意される処となって来ました。

今、巷で流行る腕時計にスラップウォッチ、 スラップ腕時計 があります。 SLAP とはピシャリと打つ動作や音を表し、例えば平手打ちなどの擬音にも用いられます。 スラップウォッチはその名の如くリストバンドの片方を持った反対の手にピシャリと打ち付ければ、 その勢いで手首にクルリと巻きつくと言う寸法の装着法を持った腕時計を言います。 従って外見の特長ともなるのはリストバンドに互いの端を止め合うための 金具の無い実にシンプルな外観となっていて、このバンドを スラップバンド とも呼ぶようです。

スラップバンドは手首にフィットさせるためのバネ板の役割をする金属の周りを シリコンで全面覆ったもので、特に細工を施さなければ実にシンプルなものとなっていて 大抵はそれを活かした色鮮やかなカラーバリエーションが豊富に揃えられます。 シリコンの柔軟さを活かして腕時計の本体も取り外し自由にして 気分で付け替えられるようにもされ、 セットの腕時計も廉価な設定とされるものです。 其れ等相俟って若者に大いに受けるファッショナブルな腕時計として流行しているのでした。

このような条件が揃えば、もうお分かりでしょう、 第6世代iPod nano用のスラップバンドが商品として提供されているのでした。

その一つがアップル製ガジェット好きにはお馴染みの Griffin Technology から Slap (2020年1月26日現在記事削除確認)で、レインポーカラーの7色に白黒交えた豊かなカラーバリエーションが見る目を楽しませます。

株式会社リンクスインターナショナル OZAKI iCoat Watch+ IC878
株式会社リンクスインターナショナル OZAKI iCoat Watch+ IC878

そしてもう一つがOZAKI正規代理店である 株式会社リンクスインターナショナル が取り扱う OZAKI iCoat Watch+ IC878 です。 7色展開のこのスラップバンドはプリントが施され尚ポップなデザインとなっています。 下にそのラインナップ画像を用意しておきましょう。

デザインとカラーバリエーションから 矢張り両者ともスラップバンドを求める顧客ターゲットは 似通っているものであるのが伺えます。 iPod nanoも世代が移ってしまいましたから 本体と共にこれらスラップバンドも日に日に品薄になるものかも知れません。

しかし、とは言え両者ともまだまだ流通は豊富ですから、 当世流行のファッショナブルなスラップウォッチに 最先端のガジェットiPod nanoが化けるとなれば アップルファンならずとも食指の動かされるものではないでしょうか。

追記(2013年2月24日)

Apple社製スマートウォッチの可能性について Appleの腕時計型コンピュータの特許取得で現実味を帯びるiWacth を配信しました。

使用写真
  1. OZAKI製第6世代iPod nano専用のリストウォッチバンド発売(株式会社リンクスインターナショナル:2010年12月24日:2020年1月26日現在記事削除確認)
かたむき通信参照記事(K)
  1. Apple純正スマートウォッチの可能性(2012年12月29日)
かたむき通信 iWatch 関連記事一覧
  1. Apple純正スマートウォッチ(iWatch?)の可能性(2012年12月29日)
  2. 第6世代iPod nanoをスラップ腕時計にするリストバンド(2013年1月12日)
  3. スマートウォッチとBluetooth4.0の深い関係(2013年1月28日)
  4. Appleの腕時計型コンピュータの特許取得で現実味を帯びるiWacth(2013年2月24日)
  5. iWatchがアップルに依って漸次全世界的に商標登録され高まる期待(2013年7月4日)
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