Appleの腕時計型コンピュータの特許取得で現実味を帯びるiWacth

元祖パソコンメーカーであり元祖スマートフォンであるiPhoneを擁する アップル(Apple)社が腕時計型端末であるスマートウォッチを開発するのは最早必然であるとしたのが かたむき通信の2012年12月29日の記事 〔K1〕 でした。 それはiPod nano第6世代の腕時計の為に誂えたが如きフォルムが第7世代に至って失われるに至ってはファンの強い要望でもある 〔K2〕 ともしました。 その際にはiPod nanoをスラップウォッチに変身させるアイテムも紹介しましたが、 まるでスラップウォッチのベルトだけが腕に巻かれたようなイラストが下に有ります。

このイラストは AppleInsiderUnited States Patent and Trademark Office (米特許商標局)から引いたものでその原作者こそアップル社なのでした。 ITmediaの記事 〔※1〕 がAppleInsiderの記事を紹介する処に依ればこれは米特許商標局が2月21日に公開した アップルの特許出願書類に関するもので、その特許名は BI-STABLE SPRING WITH FLEXIBLE DISPLAY (フレキシブルディスプレイ付きの双安定スプリング)とされており、 正しくタッチディスプレイ端末を採用したスラップ腕時計関連の特許と見て良いものです。

アップル社の腕時計関連の情報と言えば頃日、 ロイター社が伝えたのがニューヨークタイムズ紙のその前日に伝えたもので、 関係者筋の話を情報源にアップル社が腕時計型の電子機器端末を開発中である 〔※2〕 とした報道でした。 タイミングからしてその関係者筋とは米特許商標局に近い人物であり ニューヨークタイムズが自信を持って報じたのは上の特許関連の情報を何らかの手段で入手したからではないかと思わせるものです。

ロイターの伝えた処では開発が噂される電子機器端末はiOSを採用したもので アップル社は電話取材に応答しないながらも同社が端末の製造を多く委託する鴻海精密工業(Foxconn)とも 噂の腕時計型端末に於いて何某かの協議を持ったと伝えています。 此れ等情報は発売の有無は別にして開発の蓋然性を高らしめるものと言えます。

Googleは頃日 Google Glass の開発を公にすると共に試用者の公募も催しました。 〔※3〕 その際、装着感が如何なるものかの動画も下のものが共有されています。 (2016年11月10日現在動画は削除により視聴不可となっています。)

ポストPC時代を迎えモバイル端末が世に溢れる中には、愈々現実味を帯びた ウェアラブルコンピュータWearable Computer) が大いに注目を集め、提供側も強く意識し出しているのはGoogle Glassにも明らかです。 加えてスマートウォッチがその数を増しているのはモバイル端末の普及と その連携に於いて近距離無線通信規格である Bluetooth のバージョンが4.0となって省電力通信規格 Bluetooth Low Energy を仕様として強く打ち出した 〔K3〕 のでした。

今、環境は整いました。 後はアップル社の決断を待つばかりです。

使用図写真
  1. Illustration source:USPTO via AppleInsider
かたむき通信参照記事(K)
  1. Apple純正スマートウォッチ(iWatch?)の可能性(2012年12月29日)
  2. 第6世代iPod nanoをスラップ腕時計にするリストバンド(2013年1月12日)
  3. スマートウォッチとBluetooth4.0の深い関係(2013年1月28日)
参考URL(※)
  1. Appleの“iWatch的な”端末の出願書、米特許商標局が公開(ITmediaニュース:2013年2月22日)
  2. 米アップル、腕時計に似た電子機器を試作=NYタイムズ紙(Reuters:2013年2月11日)
  3. 「Google Glass」UI動画公開、試用者公募(WIRED.jp:2013年2月22日)
かたむき通信 iWatch 関連記事一覧
  1. Apple純正スマートウォッチ(iWatch?)の可能性(2012年12月29日)
  2. 第6世代iPod nanoをスラップ腕時計にするリストバンド(2013年1月12日)
  3. スマートウォッチとBluetooth4.0の深い関係(2013年1月28日)
  4. Appleの腕時計型コンピュータの特許取得で現実味を帯びるiWacth(2013年2月24日)
  5. iWatchがアップルに依って漸次全世界的に商標登録され高まる期待(2013年7月4日)
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