2012春第145回天皇賞ジンクス通りオルフェーヴル破れビートブラックが重賞初制覇

先日2012年4月15日に第72回皐月賞を制した ゴールドシップ と同じ黄金配合を持つ オルフェーヴル を1番人気とした予想がなされたのは世の中がゴールデンウィークに動き始めた 2012年4月29日本日、京都競馬場で開催されたGI、 第145回天皇賞春レースです。

オルフェーヴルの単勝オッズは当日朝の時点で1.4倍と 2番人気のウインバリアシオン、8.7倍を大きく引き離して圧倒的でした。 何しろ去年3歳4冠を達成した実績の持ち主ですからそれも宜なるかなと言うものでしょう。 1月半前2012年3月18日の前走のGII第60回阪神大賞典では 2着に付けたのち厩舎スタッフと池添騎手とが一丸となって馬の矯正に勤めてきたとの 池江調教師のコメントがなされていました。 そのときの勝ち馬はギュスターヴクライで今回は12.9倍の4番人気でした。 因みに3番人気はトーセンジョーダンの9.2倍でした。

しかしここに重大なジンクスがありました。 天皇賞では馬連が導入された1992年以降、 フルゲート18頭で出走したときに1番人気が勝てないというジンクスです。 今回もこのジンクスは活きてしまったことになります。

2着に4馬身もの大差を付けて勝利したのは誰もがその勝利を予想し得なかった5歳牡馬の ビートブラック でした。 ビートブラックの単勝オッズは159.6倍の14番人気だったのです。 2着は3番人気で秋春天皇賞制覇を狙うも叶わなかったトーセンジョーダン、 3着は2番人気のウインバリアシオンと順当に付けましたが、 オルフェーブルは11着に沈みました。

天皇賞は春秋の年2回開催される中央競馬重賞レースです。 賞金総額は2億5,120万円、1着賞金は1億3,200万円となっています。 中央競馬で芝3200メートルと最も長い距離で施行される平地の古馬によるGIレースとなっています。

そのGI競走の中に入れば好い状態には仕上がったものの格落ちの感は否めないと 自陣営からも声が漏れる状況を引っ繰り返してのビートブラックの勝利でした。 些か自虐的な身内に少々憤りもあり奮起させられたのかも知れません。 その重賞初勝利は石橋脩騎手にもGI初制覇を齎し、 中村均調教師にも春の天皇賞初制覇を齎したのでした。 石橋脩騎手のコメントには自陣営の尽力に感謝しつつも 信じられない旨の意が含まれてもいます。

ビートブラックは重賞の勝利も無い上に、 前走の第60回阪神大賞典でも10着と良い処がありませんでしたので 大方の予想から外れていたのも無理も有りません。 父の ミスキャスト をもじった楽しい祝辞もネット上には流れ始めました。

後になってビートブラックをデータ的に見ればコース適正は芝と長距離を得意としていますから 春の天皇賞には向いていましたし、 成長は晩成型とされていますので、 若しかしたらこれからが脂の乗り時、要注目なのかも知れませんね。

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