日経新聞の勇み足と迄はいきません。 かなり迫真性の高い情報でした、惜しい。 一部報道が齎した情報として流布しているのがかたむき通信2012年5月28日の記事 アマゾンがKindle用にデータ通信参入?~1980円使い切りSIMで回線はドコモXiとも にも取り扱った アマゾンが日本に於いてデータ通信に参入すると言うニュース です。 アマゾンが同社の電子書籍リーダー Kindle(キンドル) 用にドコモのLTE回線を用いた使い切りSIMを用意しているというものです。
この時に同時に否定のコメントを発したのがモバイル用通信回線 b-mobile を提供する日本通信社であったのも何処かチグハグな印象が有りましたが 此処に来てその謎が全て解けました。 実は日本通信こそが主体で月額1980円で利用できるデータ通信サービスの b-mobile 4G Amazon.co.jp限定版 の発売を2012年5月31日に発表したのです。
この公式プレスリリースは日本通信社サイトに2012年5月31日付けの 日本通信、Amazon.co.jp®限定で高速定額データ通信サービスの提供を開始 に見ることが出来ます。
提供されるのは以下の2パッケージ、 共に3,150円での提供となっています。
上記パッケージをアマゾンサイトから購入の後、 受付専用webサイトでサービス申込をすることで、 SIMを使用して高速定額データ通信サービスが使えるようになるとのことです。
ここ等辺りが情報として前回出てきた部分と重なるのですが、 月額料金は契約期間のしばりなしの1,980円で、 通信制限は1ヶ月500MB迄となっています。
他に特徴としてリリースが伝えるのは、以下列挙する処などが挙げられます。
ドコモのLTE回線を使用するというのも噂には有った処ですね。 モバイルネットワークをLTEと3Gのデュアルで提供するというのも利用者には頼もしい限りでしょう。
日経新聞情報ではKindleが取り上げられるなど 些かアマゾンに偏った印象がありましたが 今回の真相を見ればそれも宜成る哉と言った印象があります。 いえ、若しかしたら今回のこのサービス提供は Kindleへの伏線と言うのもないことではないような感じさえして来ました。