アマゾンがKindle用にデータ通信参入?~1980円使い切りSIMで回線はドコモXiとも

ネット書店最大手のアマゾンが電子書籍閲覧用に Kindle(キンドル) と呼ぶ端末を用意していることは一般に周知されて来たように思います。

電子書籍リーダーとなれば電子書籍データを入手する回線が必須、 即ちネットワークに繋がなければ役に立ちません。 その方法にはインターネットに接続したパソコンに繋げたり、 携帯キャリアの3G回線に繋いだり、WiMAXや公衆無線LANの利用など 様々用意されていますが、 携帯電話のように旅行先でも出張先でも、ちょっとした出先でも 何処からでも繋げたら便利に違いありません。

電子書籍リーダーは基本的にはスマートフォンを大きくしたようなものですから、 携帯キャリアのネットワークとは相性が好い筈です。

このようにキンドルには潜在的なキャリア回線の必要性が高いことが考えられます。 それを慮ってか、アマゾンが日本に於いてデータ通信に参入すると言うニュースが流れてきました。 公式発表ではないらしく、例に拠って一部報道とされる、 そのニュースソースはどうやら日経新聞であるようです。

ネット上に散見される当該ニュースに於いては アマゾンがKindle端末で電子書籍データ等をダウンロードするために必須の データ通信に参入するということを決めた、と言うもので 驚くべきは、これにドコモのLTE回線が採用されると言うのです。

ドコモのLTE回線と言えば Acenumber Technical Issues ブログ2011年12月1日の記事 ドコモのiPhone、iPad販売の鍵と言われるLTEとは? に見られる Xi(クロッシィ) と恐らくは考えられるでしょう。 繋がり易さは現在基地局が充分ではありませんが、 Xi圏内を外れればドコモの充実した天下一品の回線網がそれに代替するでしょう。 Xiにて繋がればその速度は無線LAN並みとなります。

気になるのが料金で品質も高ければ料金もお高くなり勝ちなドコモのデータ回線を 使い切りSIMカードで提供する予定であるとニュースは伝えます。 この値段が1,980円で提供されるとの話で、 定額料金で月々口座から差っ引かれるよりは 電子書籍リーダーには都合の好い仕組みと考えられます。 必要なときに必要なだけ書籍データをダウンロードしてしまえば 後は回線に繋ぐ必要はないのですから。

この使い切り1,980円SIMカードで利用出来る通信容量はその上限を 500MB と言われています。 500MB分のデータを使ってしまえば通信は出来なくなってしまう仕組みとなっているのですね。 では500MBでどれくらいのことが出来るのでしょうか? b-mobile通信には 1GBってどのくらい使えるの? に上手くまとめられています。 これの丁度半分のデータ量になる訳です。 以下に列挙してみます。

  • WEB:2,150ページ分:スマホ版Yahooトップページ(236kB)
  • メール:約10万通:300文字程度のテキストメール(5kB)
  • 動画:約250分:YouTubeモバイル5分7秒の動画(10.5MB)を50回弱再生
  • 地図:約700回:スマホ版Googleマップで現在地を表示した後に拡大(732kB)
  • インターネット電話:約9,000分:SKYPEテストコール3分(1.61MB)

かなりのことが出来る印象ですね。 実際に此処に挙げたデータ通信がその内容で提供されれば 顧客のキンドルユーザーには重宝するサービスとなるでしょう。

但しこの報道にはITmediaニュースの2012年5月28日の記事に 「Amazonが1980円使い切りSIM参入」報道に日本通信がコメント があり、日本通信は自社に関しては明確に否定していることが伝えられます。

今回の情報のニュースソースが日経新聞であることから 頃日のその正確性を鑑みてこの情報の真偽を疑問視する声もネット上には上がっています。 本ブログかたむき通信には以下列挙する処に於いて、読売新聞の情報の正確さに驚かされた処です。

さて、日経の実力は如何程か、 新聞系の情報収集力の品定めにも有効なニュースとなりそうです。

追記(2012年5月31日)

本記事の噂の真相に関する公式発表が日本通信からなされたのを受け 日本通信がb-mobile 4G Amazon限定1,980円SIM提供開始~アマゾン高速データ通信参入の噂解明 を配信しました。

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