岩波メソッドゴースト暗算~東大医学部生発案の2桁掛算の暗算の指導方法

2桁×2桁の暗算がたったの数時間で小学生にも身に付くとして ゴースト暗算 なる手法が話題を集めています。 また開発者の岩波邦明さんの名前を冠して 岩波メソッドゴースト暗算 とも呼ばれています。

この暗算法が話題になるのは開発者岩波さんの経歴も与って力のあるようで、 東大の理IIIに現役合格して2012年の今は医学部6年生、 東大受験時のセンター試験では900点満点中881点を獲得し、 中学時代には数学オリンピックの予選を突破、本戦に進出、 高校時代には和算コンクールで作製したオリジナル問題が金賞を受賞、 と24歳の若さながら輝かしい経歴を持たれていますね。

この手法が話題を呼ぶことでプレジデント社のオンライン版にも紹介記事 が配信されています。 記事には岩波さんのインタビューを踏まえた思考法など 紹介されていますので興味のある方は参照下さい。

またこの暗算法は方法の詳細や実践用の暗算プリントなどが 小学館クリエイティブからも何冊か上梓されていますので それを下に表示しておきます。


さてその暗算法ですが先ずは手始めに2桁×1桁の暗算法が YouTubeで紹介されていますので下に動画を埋め込んでおきましょう。

岩波メソッド ゴースト暗算 先行無料公開!

方法を見てみれば2桁×1桁に於いては 普通に習った筆算の手法、桁をずらした足し算を おさかなプレート なるものを発案して小学生にも分かり易くしたもののようです。

これを見て、 ネット上にはそれほど画期的ではない意見が散見されますし、 それらはなるほど一理あると、納得のいくものが多いように感じられます。 ただし日本の国力の凋落の一要因は教育の、 それも算数のあまりに軽々しい扱いにあるように思われますから、 このような算数の指導法の一つにスポットライトが当たるのは 強ち悪いことではないように思うのです。

プレジデントの記事には脳活性化に好影響があるようにされますし、 確かに年輩者の頭の体操には良さそうな印象を受けます。

そしてプレジデント記事末尾を締めくくる岩波さんの言葉には このゴースト暗算に託される思いが記載されています。 現在IT界を席巻するインドパワーには2桁九九に代表される 幼少時からの数学的教育の影響が大きい旨述べられ、 それに日本として対抗するための土台として ゴースト暗算が役立てることを望んでいるようですね。

ゆとり教育とやらで円周率が3と定められてからの一連の教育方針の設定から 門外漢にしても世の風潮は実に不安を煽られる様相を呈していたように思います。 確かな相関関係があるかは定かではありませんが、 基本的な学問である算数、数学の学力の低下が国力の低下を招いているようにも思えます。

己の不得手かれ忌避することを隠すように 人間らしさだの心の豊かさだのの詭弁でこの基本的学問たる算数、数学を 避けるように方針を設定した世代の責任は逃れられるところではないでしょう。 このゴースト暗算は姑息な世代に対する若い世代のアンチテーゼのようにも思われるのです。

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