湘南国際マラソンエントリーにも活用されるRUNNET

マラソンの人気は根強いものがあります。 一流のランナーが走っているのを見るだけでも楽しいですし、 自らのペースで実際に走るのも楽しいものです。 ランニングに嵌ってしまえばレースに出場したくなるのが人情というもの、 或る人は入賞目指して、 或る人は完走目指して、 或る人は出場することに意義があるとばかり、 大会が開かれれば出場申し込みのエントリーで 受付が溢れ返ることも屡であるようです。

今年2012年は文化の日、11月3日に開催が予定される 第7回湘南国際マラソン もご他聞に漏れずその様相を呈しました。 地元先行枠も 【地元先行枠】フルマラソン、10KM一般の部のエントリーを締め切りました。 と早々なり、第1次募集も 【一般1次募集】一部種目、エントリー締め切りのお知らせ。 と締め切りは瞬時でした。

何故マラソンの申し込みにこのような一瞬で申し込みが締め切られるような事態が招かれるのでしょう。 それにはインターネットの普及が大きく影響していました。 第7回湘南国際マラソンに於いてもインターネット申し込みが用意されています。 詳細を記すPDFファイルも インターネットエントリーについて 備えられており、ランナーに取っては大会出場には最早普通のことなのかも知れません。

興味深いのはこの詳細PDFファイルの第2項には RUNNETの推奨環境でアクセスしましょう とされていることです。 RUNNET とははたして何なのでしょうか?

これは実はインターネットのホームページです。 RUNNET(ランネット) がそれでランナーに取ってとても便利なホームページとなっています。 Acenumber Technical Issues ブログの2011年9月1日の記事 マラソンファンのインターネット活用~RUNNET が去年夏当時の詳細を記す内容となっていますが、 日本最大!走る仲間のウェブサイト と自ら謳うだけあって実際の大会へのエントリー機能も有しているのですね。

なんとなればホームページ、特にこのマラソンの申し込みの様な 一年を通して平均的にアクセスがあるものではなく、 一時的、瞬間的とも言っていいアクセス(これを輻輳と言うこともあります)に 対応するのは確りしたIT技術が必要になってきます。 マラソン大会の運営元にそれは難しい話ですので、 この機能をRUNNETにアウトソースしているのでしょう。

近年はFacebookを筆頭に所謂SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)と言う 人の連携を助けるホームページが人気です。 FacebookやGoogle+、mixiはこれに汎用的な機能を持ちますが、 特に或る分野に特化したSNSも人気を博するようになって来ています。 RUNNETは正しくランナーのためのSNSと言えます。 ランナーに取って同じランナー仲間とコミュニケーションを取れることは勿論、 痒いところに手の届くサービスが用意されているのです。 その一つが今回の大会エントリー機能とも言えるのです。

最近では早朝にランニングをされる年輩者もよく見掛けます。 大抵は生活に馴染みのない時代を多く過ごしたことから 自ら不得意としてコンピュータには関わらない態度を示されることも多いですが、 若しかしたらこのRUNNETのような環境が整備されることで 此れ等の多くの方がネットに親しむようになるのではないかとも思うのです。

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