6月上旬の富山湾の幸ホタルイカに白エビ~秘密のケンミンSHOW発

毎週ご当地グルメが楽しい読売テレビ製作の 秘密のケンミンSHOW では全国を転勤で渡り歩く部下に地元の上司が ご当地ものを紹介するコーナーが人気のようです。

昨日2012年6月14日は富山県でした。 鱒寿司や立山連峰、お仏壇などと共に紹介されたのが 此の時期、6月中旬の富山湾で漁れる海の幸でした。

舞台は富山県富山市岩瀬港町に北前船が往来していた頃の 趣き、風情を残した大きな構えを有する磯料理の 松月 、明治44年創業の老舗です。 テーブルに並んだ豪華磯料理で先ず上司が勧めたのが ホタルイカ でした。

それもその筈、 富山県では滑川市で民間の運営になりますが、 豊かな自然に囲まれた滑川市の文化・観光拠点、地域のシンボルとして ほたるいかミュージアム なる施設が漁港や富山湾に隣接した、景観の素晴らしい立地条件のもとに建設されるくらいなのです。 この施設ではホタルイカの様子を観察することが出来ます。

また富山県観光公式サイトの とやま観光ナビ には 富山湾の幸 ホタルイカ が設えられてもいます。

ホタルイカは普段は200~700mの深海に生息しています。 触手の先にはそれぞれ3個の、また体表の海底側(腹側)には細かい発光器がついていて 身体全体が光って見えるため蛍イカと呼ばれるのでしょうね。

ホタルイカは日本海全域に広く分布しますが晩春から初夏に掛けてが産卵期で 6月上旬の此の時期、産卵のため富山湾に大挙して押し寄せます。 交尾と産卵は同時ではないので全て卵を持った雌で富山湾は溢れ 水揚げされるのも雌でいっぱいです。 そのため食べると身がふっくらしていて味が濃厚なのだそうです。

しかし寄生虫を有するのも確認されており 平成12年6月21日付けで旧厚生省は生食用のホタルイカの取り扱いと販売に関して通達を出して 生食は出来ないようになっています。 元々地元では経験上でしょう、決して生で食べられることはありませんでした。 番組では 酢味噌和え に調理されていましたが古くから食用とされて来たホタルイカは 佃煮や沖漬け、素干しにしても食べられ、 また足だけを刺身にした 竜宮そうめん などと言う洒落た名前の食べ方もあるそうです。

そしてまた番組で紹介されたのは 白エビ です。 この白エビは富山湾だけに産する大変希少な海老で 食べる宝石とも言われているのだそうで、 食せばその甘さは甘エビを凌ぐのだとか。

勿論、富山県観光公式サイトの とやま観光ナビ にも 富山湾の幸 シロエビ は設えられており、 富山湾だけで漁獲される幻のエビ と表現されています。 富山湾では神通川が流れ込んだ先が 藍瓶(あいがめ) と呼ばれる海底谷の地形をなしていて そこに白エビが蝟集することでまとまって漁獲出来初めて商業捕獲が成り立つのだそうです。 また傷みも早いことから他地域で漁の対象となることはなく富山湾の特産となっています。

シロエビと基本的には発音するのだそうですが、 シラエビとも発音し、ヒラタエビ、ベッコウエビなどの異名も取ります。 漁の解禁期間は旬と重なる4月から11月までと決められていますが、 やはりその最盛期は6月から7月に掛けて、 生でよし、揚げてよしの最高の食材となります。

観光ナビページには

  • シロエビの刺身
  • シロエビのかき揚げ
  • シロエビ団子のすまし汁
  • シロエビの昆布じめ
などのメニューが紹介されていますね。 孰れも美味しそうで咽喉が鳴りますが、 番組の舞台となった松月には 福団子 と言う名物メニューがあるのだそうです。

これは何と宝石の異名を取る白エビを豪勢にも200匹も使った特別メニューです。 傷むのが速い白エビのことを考えて殻を剥く際に手を氷水で冷やしながらの作業で すり身にした白エビを門外不出の秘密の製法でお団子にしたものなんだそうです。 これが給仕されるに七輪の上で焼かれて出て来るのですね。 聞くからに香ばしい臭いが鼻腔の奥を突き食べる前から頬っぺたが落ちてしまいそうです。

番組で紹介されたのはこれ等、ホタルイカ、白エビですが、これに 富山湾の幸 ブリ が1996年に 富山県のさかな と指定されています。 やはりブリについては寒鰤と言われる如くその時期は ブリ起こし なる雷鳴が轟き沖が荒れ、富山湾に丸々太ったブリが入る初冬で 今回は時期が合いませんでしたが半年後には また番組で取り上げられるのを見てみたいものです。

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