地域医療を守る亀田メディカルセンター~未曾有の医療崩壊は東京で起こる

東京が一番安全だろうとのんびり暮らしていると 医療に於いては或る日突然奈落の底に落とされることは確実となる、 即ち掛かる病院がいざと言う時にない事態となる、 そう喝破するのは医師の系統を継ぐ亀田家第11代4兄弟の一人、 亀田信介 氏です。

亀田氏は医療法人鉄薫会理事長であり亀田総合病院院長でもある医療経営者ですが、 今でも専門の整形外科医として患者を診ています。 亀田総合病院を中核とする医療法人鉄蕉会亀田メディカルセンターを兄弟と共に率いて 中小病院であった亀田総合病院を拡大し全国から患者が引きも切らず押し寄せる人気病院とし、 様々なメディアにも取り上げられる様になりましたが、 地域の医療を守りたいと言う理念だけは揺るがないようです。

その理念故に東京で安閑と暮らしている高齢者予備軍に警鐘を鳴らさざるを得ません。 メディアにも機会ある毎に未曾有の医療危機が 東京を中心とした10年以内に迫っていることを報じるよう促しています。

なんとなれば東京の医療崩壊は千葉鴨川に本拠をおく 亀田メディカルセンターにも影響を強く与えざるを得ないからです。 医療崩壊とは煎じ詰めれば需要過多で供給が間に合わなくなること、 患者の数を捌くだけの医療体制が整わないことを意味します。 東京で溢れた患者が鴨川に押し寄せることは明らかだからです。

いざとなって供給側としての容量不足から医療提供不可となり 患者を追い返さざるをなくなった亀田を責めるくらいであったら メディアには今から報道をきっちりお願いしたい気持ちでもあるのでしょう。

医療を必要する係数を15歳から45歳に於いて1と取れば 65歳以上ではその6.5倍、所謂後期高齢者と呼ばれる75歳以上では8倍となってしまいます。 既に高齢化の有る程度馴致している田舎ではなく、 人類史上稀な、そして今後も起こり得ないであろう 急峻な医療崩壊が今、東京、埼玉、神奈川、千葉、に迫っているのです。

考えてみれば医療ほど地域性を求められる分野もないのかも知れません。

唯に地域の医療を守りたいと自ら亀田総合病院を改善した結果が 今の亀田メディカルセンターの発展を齎しました。 その要諦はビジネスに於いては当たり前の所謂CS、顧客満足にありました。

亀田総合病院にはお見舞いが24時間可能な驚きのシステムとなっていますが、 それら多くの顧客満足を引き出す様々な工夫の中にも特に、 患者さんの要望に応えるには優秀なスタッフは必須です。 それには従業員満足も高める必要がありました。 これを以てして全世界から優秀なプロフェッショナルを蝟集せしめ、 更にはそれが信頼となって患者も増し正のスパイラルが生じたのです。

プロフェッショナルには金銭的報酬が評価指標の一つには違い有りませんが、 必ずしもそれだけではありません。 亀田ではそれ以上に特にプロフェッショナルの面々に於いては 自己実現 が重要であると考えているようです。 現にこの方針を以て臨んだ結果、世界最高のプロフェッショナル医師が集い、 優秀な人材が優秀な人材を呼ぶ今の状況が産まれたのでした。

大は専門医を引き抜くためには数億円の医療機器を備えることも厭いません。 医師に取って自ら設計した施術室を構築することは一生に何度も出来ることではありません。 それを実現出来るとなれば素晴らしくモチベーションに直結します。 今の最高の医療はチームに依って達成されます。 勿論最高のプロフェッショナル医師を中心としたチームは 中心となる医師の意思に基づいて組織されます。 引き抜かれるべき専門医には予算、人事の権限が大きく付与されるのです。

中は次世代を担う医師や看護師のための優れたトレーニング設備を 備えていることも自己実現には与って力が有ります。 24時間開放のトレーニングルームでは空いた僅かな時間も自身の向上に繋げられます。 向上心を満たすことはプロフェッショナル人材の従業員満足を著しく向上させもします。 亀田ではまた先輩医師、看護師からの指導体制も充実しています。 システム、設備併せ、世界最先端の人材からの指導が見込めるとなれば 亀田で腕を磨くべく働きたいとなるのが人情でしょう。

小は例えばコンシェルジュなる職分が設けられていることにもあります。 通常病院では不自由な患者は看護師にものを頼まざるを得ないことが頻繁に発生します。 考えてみればこれは看護師としての専門領域からは逸脱する事態でしょう。 これでは従業員満足は得られませんし、患者も気が退けます。 そこにコンシェルジュなる職分の方が存在すればその隙間を埋めてくれるのです。 ちょっとした買い物から郵便物など外界との遣り取りなど 細々したことを委ねられるコンシェルジュの存在は 単に顧客満足を引き出すだけでなく専門家たる従業員の満足も向上させているのです。

亀田メディカルセンターは地域の医療を守るべく王道を行って 繁栄と共に首都圏の医療崩壊と言う差し迫った大きな不安を手にしました。 今は避け得なくなったこの事態を少しでも回避すべく 亀田信介 氏はグループを率い多くの手を打っている最中にあります。

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