ソフトバンク関連会社のITメディアがGoogleからクローキングペナルティ

検索エンジンに於いてGoogle社が先日2012年7月18日に パンダアップデート なる大幅な変更が加えられたのはかたむき通信にも当日 Googleがパンダアップデートを日本語に適用~変わるSEO対策 に伝えました。

検索エンジンの日本市場でYahooにも供給するGoogle社の変更は ネット界に大きな影響を与えざるを得ません。 これ以前には ペンギンアップデート なるものも広く話題になったのは多くのネット業界人により語られますし、 ネット上にも影響を記したWebページが未だ散見されます。

しかしGoogle社が検索エンジンに施すチューンアップは このような大きなものばかりでは有りません。 細かな改良は年数百にも及ぶとされています。

検索エンジンに高く評価されることは即ち集客に繋がりますから、 何とか検索エンジンの裏を掻き評価を上げようとする行為は後を絶えず、 結果Google社は大小様々なバージョンアップを繰り返しているのです。 これはGoogle社登場当初から連綿と続いています。

従ってパンダやペンギンに該当せずとも古くから スパム と判定される行為はありましたが、 これを何故かネットメディア大手が働き、 Google社からペナルティを受けているのが発覚しました。

ペナルティを受けたのはソフトバンクやヤフー株式会社を主要株主とする アイティメディア株式会社 が運営する ITmediaマーケティング 及び TechTargetジャパン です。 情報はSEO検索エンジン最適化の2012年7月22日の記事 ITmediaの関連サイトが隠しテキストでペナルティ が詳細に伝える処です。

問題の行為は大量の隠しテキストが当該サイトに見付けられたことで、 このテキストはしかし見えないのは基本的に人間に取ってであって Googleの検索エンジンのクローラーからは見て取れる性質のものとなっています。 これは明らかにGoogleが重大なスパム行為と見る Cloakingクローキング に相当します。 人間と検索エンジンクローラーからは異なるテキストを見せることで 恣意的なキーワードで検索結果上位を狙おうと言う行為です。

しかしこれはSEO検索エンジン最適化記事にも記される通り、 かなり古い手口で今や素人でもこの手は使いません。 確かに規模の大きなサイトにしては、 それもIT情報を提供しているサイトにしては妙な事態で 配信する情報に対しての信頼度迄下がるのは否めないでしょう。

出来得れば運営会社としてのアイティメディア社が この事態の発生原因、対策、その後の状況等を配信して欲しいものですし、 そうなればメディア本来の役割を果たし、 信頼も回復へと向かう処となるかも知れません。

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