スマートフォンはリアル兵器

Army engineers develop chargers for phones, laptops in combat

戦争となればその兵器としては銃器や戦車、戦闘機、戦艦などを通常は思い浮かべると思います。 しかし今やスマートフォンが兵器と化しているというのです。 平和な世の中にあっては便利で肌身離せないスマホは 戦時に於いてもどうやら状況は同じ様です。

TechCrunchの2012年3月10日の記事 陸軍がジオタギングの危険性を警告 ではそのスマートフォンを戦場で携帯することで 思わぬ苦戦を強いられることがあることが伝えられます。

今やスマホにGPSが搭載されることは当たり前です。 これは戦場に於いて、己の位置特定に有利に働くことは間違いないでしょう。 しかしこの己の位置情報が敵に漏れたとしたらどうでしょう。 その危うさは謂う迄もありません。

その漏れる経路は写真にあります。 デジタルカメラ時代になってから写真にはExifデータと言う 位置情報を透かしのように含むことが当たり前ですから これを共有した途端に戦況が敵方に丸分かりとなってしまうと言うのです。

従軍記者や国防総省の調査員、軍需企業の社員などは言うに及ばず、 下士官さえも軍律でこれを防ぐことは難しいそうで ソーシャルメディアさえ戦略の一部に組み込むべき必要があるのかも知れません。

以上を鑑みた米国では特別なスマートフォンを開発、 戦場に於いての利用を考慮しているそうです。 同じくTechCrunch2012年2月4日の記事 合衆国政府と軍部が機密情報を扱える特製のAndroid携帯を開発中 を見れば既に実践段階に入っているものと思われます。

工業化社会から情報化社会へと移り行くに従い 戦場も兵器も様変わりが余儀なくされるようです。

使用写真
  1. Army engineers develop chargers for phones, laptops in combat( photo credit: U.S. Army RDECOM via Flickr cc
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