AKB48×ぷっちょ口移しCMに批判の寄せられる?先はBPO、放送倫理・番組向上機構

国民的アイドルグループのポジションを確固たるものとした AKB48 は、なお手綱を緩めることなくファンを楽しませようとします。 若しかしたら世間一般からそれが行き過ぎと受け取られているように 世間に流通してしまうこともあるかも知れません。

今回UHA味覚糖のお菓子 ぷっちょ のCMで見せたそのファンサービス的アクション 口移し でぷっちょを列を成したメンバーが次々と受け渡していくシーンが どうにも問題であるとして批判が相次いでいる?とされる映像です。

その映像は公式サイト ぷっちょ×akb48|UHA味覚糖 (2019年1月29日現在公式サイト閉鎖確認) で2012年4月20日現在見られます。 公式サイトにはコンテンツとして

  • TVCM&CMメイキング
  • WEB限定!CMアーカイブ
  • キャンペーン情報
  • ぷっチュGAME

が用意され TVCM&CMメイキング (2019年1月29日現在公式サイト閉鎖に伴う記事削除確認) では当のテレビコマーシャルと共に そのメイキングムービーまで楽しむことが出来、 AKB48ファンには溜まらないページとなっていますね。

さて批判の件が伝えられるのは以下のページで見られます。

これらは皆2012年4月19日の記事ですが その震源地となったのは各記事にも触れられている BPO:放送倫理・番組向上機構(Broadcasting Ethics & Program Improvement Organization) のサイト内のページ 2011年度視聴者の意見 に於ける 2012年3月に視聴者から寄せられた意見 でしょう。

ここでBPOとはBPOのサイト内に BPOについて が用意されているように影響力の大きい放送事業に於いて 1965年に設立された 放送番組向上委員会 を前身とする放送への苦情や放送倫理上の問題に対応する独立した第三者機関とされています。

更に中立的印象を保つためでしょう、2012年2月17日には BPOの活動に関する視聴者対象調査 結果の概要 なるページで2011年10月、株式会社日本リサーチセンターに依頼して実施した 全国視聴者対象のアンケートで当該組織の認知度を調べた結果を報告しています。 それに依るとBPOの名称は知っているのは全体の52%と約半数に過ぎず、 更にはその3分の2は名称のみで 多少なりとも組織や活動内容も知っているのは全体の僅か18%と下がってしまいます。 すると当該組織へ苦情申し立てをするのは更に数が少なくなりますね。 当該組織へ提言をしたことのある割合は更に下がり、 それを覗わせる調査結果も下方に報告されています。

さて、となるとここへ苦情を申し立てる方には 何しろ無作為で抽出された方々とは大きく異なりますから、 多少なりともバイアスの掛かっている疑いが出て来ます。

更には今回の事案に於いて上に紹介した視聴者の意見について見れば 番組名と放送局を特定出来るのは全体の1,191件の内388件、 更には今回のAKB48のCMについては幾つもの意見がある内の一つに過ぎません。 意見の主たるものは数字は明らかにされていませんが、 その重要性から恐らく東日本大震災に関するものではないでしょうか?

ここまで見てくると、どうもこのからくりは各メディアが ニュース性のあるAKB48についてBPOに発表からピックアップしたものである感もあります。 矢張りメディアも読者あってのものですからニュースバリューを求めた結果、 AKB48が取り分け取り上げられたのかも知れません。

かたむき通信的には先ずは面白そうで キャッチーなニュースは鵜呑みにするには 些か懐疑的にならざるを得ないように思われた今回の AKB48×ぷっちょCM事案でした。

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