映画ナショナルトレジャーとSTOWの謎

日曜洋画劇場で昨日2012年4月1日の夜9時から映画 ナショナル・トレジャー が放映され多くの方が楽しまれたようです。

ナショナル・トレジャーは2004年に公開されたアメリカ映画で 主人公はニコラス・ケイジ演じるところのベンことベンジャミン・フランクリン・ゲイツ、 彼は歴史学者でもある冒険家で、 先祖代々受け継がれる秘宝の秘密からその在り処を追い求め、 世界中を飛び回るミステリー&アクション活劇です。

ナショナル・トレジャーはその人気から続編が制作されましたが 今回日曜洋画劇場で放映されたのはその第1弾です。 このお話の中で追い求める秘宝の秘密はアメリカ独立宣言書に隠されています。 そして重要な鍵を握る STOW それは 自由の鐘 に刻まれているのでした。

Pass and Stow

自由の鐘は英名 Liberty Bell 、Independence Bell(独立の鐘) 又はOld State House bell(アメリカ植民地議会議事堂の鐘)とも称される 米国ペンシルベニア州フィラデルフィアに現存する鐘です。 この鐘はアメリカ合衆国の歴史に大きな意義を持っており、 アメリカ国民にはアメリカ独立と独立戦争や奴隷制の廃止など アメリカの様々な歴史を想起させる抜きん出たシンボルの一つです。

自由の鐘が鳴らされた著名な事例としては以下があります。

  • 1774年:大陸会議の開催を告げるため
  • 1775年:レキシントン・コンコードの戦いの勃発を告げるため
  • 1776年7月8日:鳴り響いた鐘の音がフィラデルフィアの市民をアメリカ独立宣言の朗読へと招集させた、最も著名な事例
  • 1804年:アレクサンダー・ハミルトンの死を告げるため
  • 1824年:ラファイエットのフィラデルフィア帰還を告げるため
  • 1826年:ジョン・アダムズとトマス・ジェファーソンの死を告げるため
  • 1832年:ジョージ・ワシントン100周年記念
  • 1834年:ラファイエットの死を告げるため
  • 1835年:ジョン・マーシャルの死を告げるため
  • 1841年にウィリアム・ハリソンの死を告げるため

自由の鐘は1751年に、 フィラデルフィアのペンシルベニア州議事堂(現、独立記念館)での使用を目的として、 ペンシルベニア州議会により鋳造を委託さました。 受託した英ホワイトチャペル社により製作された鐘は 1752年夏にフィラデルフィアまで届けられましたがあろうことか、 初めて鐘が鳴らされた其の時にひび割れてしまったのです。 1753年3月のことでした。

再びジョン・パスとジョン・ストウの両名の手によって自由の鐘が鋳造されたのは1753年6月のことです。 そしてこの両名の名が自由の鐘にはパスとストウとして刻まれています。 そうです! PASS AND STOW です!

自由の鐘のホームページ独立記念館協会 に依ってアメリカ建国史をテーマにしたホームページ US HISTORY .ORG 内に用意されています。 これを見ておけば次回ナショナル・トレジャーを更に楽しめるかも知れません。

さてこの映画ナショナル・トレジャーの続編となる2007年制作の リンカーン暗殺者の日記~NATIONAL TREASURE:BOOK OF SECRETS~ は日曜洋画劇場で来週2012年4月8日日曜日の午後9時から11時10分に掛けて 放送されるそうです。 今から楽しみですね。

使用写真
  1. Pass and Stow( photo credit: Rob Shenk via Flickr cc
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