消費者庁が景品表示法に基きコンプガチャ禁止方針、対応を迫られるグリー、DeNAなど各社

ドラクエの最新版の発表のニュースをかたむき通信でお伝えしたのが2012年4月27日の記事 最新作ドラクエX(10)は任天堂Wiiから~ガチャ課金なしのオンライン専用版で登場 でしたが、ここには同時にガチャ課金について取り扱いました。 オンライン専用版で発売されるドラクエに取って ガチャ課金については外すことの出来ない懸案事項であるのですが これはドラクエに於いては適用しないことを開発、販売元のスクエア・エニックス社が明言したという内容です。

同記事内ではソーシャルゲームに依って苦境に立たされている任天堂社の アイテム課金の中でも特にガチャ課金に対しての姿勢も記しました。 任天堂に取っては受け入れることの出来ない課金方法であることが其処には現れていました。

ガチャ課金の射幸心を煽る手法はその博打性が近年しばしば議論の俎上に上がっていました。 記事には更にそのシステムの先鋭的な コンプガチャ について扱いましたが、 今回消費者庁がこのソーシャルゲームコンテンツ及び課金方法について 景品表示法で禁じる懸賞に当たると判断しました。

当事案については消費者庁から近く正式に見解が公表されるとのことですが、 これによってほぼソーシャルゲームに於けるガチャ課金は、 少なくともコンプガチャに於いては禁止が決定的となりました。

消費者庁はソーシャルゲームで躍進著しいグリー社やDeNA社など6社で構成する業界団体である ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会 を通じ各ゲーム会社にこの手法を中止するよう要請をするそうです。 会社側が応じない場合は、景表法に依る措置命令を出す方針とのことですので 今回はコンプガチャに対してのことですが、 収益の多くをアイテム課金に依存するソーシャルゲーム関連各社は 今後早急な対応が迫られることになります。

内容が分からない形でカードを販売し 消費者が購入して入手したカードの内、 特定の種類が揃えば更に入手困難な別の稀少商品と交換可能になる手法を カード合わせ と呼んでいます。

名称から推測出来る様にこれは今回に限ったことではなく 戦後のキャラメル販売など古くから行われている手法で矢張り射幸心を煽ることから 景表法では懸賞による景品の提供方法の内このカード合わせと呼ばれる手法を禁じて来ました。

正式には消費者庁から配信されているPDFファイル 「懸賞による景品類の提供に関する事項の制限」の運用基準について に於ける項目4が 告示第五項(カード合わせ)について となっており、コンプガチャはこれに鑑みて その手法が禁じられているカード合わせであると判断、 消費者庁が禁止要請を実施し今は関係各社への猶予期間であると考えれば良いのでしょう。

戦後のキャラメル販売と言うと些か想像し難いと思いますので 今回の景表法やガチャに於ける年代別に分かる事例を挙げようとしてみれば オマケカードで話題になって景表法に則っていたのでしょう、 違法では有りませんがかたむき通信では2012年4月4日の記事 クラブサンデーで石ノ森章太郎先生の未完の大作サイボーグ009完結編の連載開始 では 仮面ライダーカード を取り上げましたし、 ビックリマンチョコ及びシール も頻繁に取り上げられているところです。

各年代毎に思い当たる節があるように なかなか抵抗し難い誘惑を持った魅力的な性質を 今回問題になったコンプガチャは有していることが伺えます。 かたむき通信4月27日の記事でのかーずSPの中の人のような大人は抜きにして、 今回お父さん、お母さんからこっぴどく怒られることになってしまった子供達も 孰れ時代が進めばまた我が身を戦後から通して振り返ることもあるのかも知れませんね。

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