トヨタ車体から今夏発売予定のコムス(COMS)が超小型車認定第1号の模様

約半世紀振りに自動車の車両区分に新しく 超小型車 が導入されることになりそうだと伝えたのがかたむき通信2012年5月27日の 超小型車~約半世紀振りに自動車に新車両区分検討開始 にて、実施は年内と案外早いものとなりそうだとも記しました。 この最初の適合車と目される車種はどうやら コムス(COMS)[追4] となりそうな気配です。

この コムス(COMS)[追4] のページを見れば発売はトヨタにあらずして トヨタ車体株式会社 です。 これは超小型車のニュース配信前、2012年5月23日日から横浜市で開催された自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展 に、今夏発売予定の1人乗りの超小型電気自動車のコンセプトモデルとして パーソナルユース仕様の P・com とビジネスユース仕様の B・com の2台が出展されていたものです。

コムスの続報は2012年6月4日に、 以下列挙する処の記事が配信され、 超小型車ガイドライン適合も言及されるものの今一つはっきりしないでいました。

そして昨日2012年6月8日に毎日.jpから配信された ひと:松永豪さん 1人乗りEV「コムス」開発の責任者 は開発者にスポットを当てたもう一歩踏み込んだものとなっています。 まだ国土交通省から認定されてはいませんので明言は無理でしょうが、冒頭部分を引用するに

トヨタ自動車グループの車体メーカー・トヨタ車体で、 今夏発売する1人乗り電気自動車(EV)「コムス5件」の開発チームを率いる。 国土交通省は「超小型車」の認定制度新設を決定。 新たな市場の開拓に向けて各自動車メーカーの開発競争が激化する中、責任の重さを実感する日々だ。
とどうやら市場は超小型車でトヨタ車体から発売であるのを前提としたインタビュー記事で、 具体的なニュアンスが強くなっているのが感じられます。 年間5,000台と言う販売目標のボリュームはニッチ市場よりは認知された新市場を強く意識したものと考えられます。

その特徴は コムス(COMS)[追4] ページに依れば2012年6月9日現在以下のようにされています。

  • 2012年夏頃発売予定。
  • コムスは超小型の1人乗りEVで、道路運送車両法上は第1種原動機付自転車(四輪)となる。
  • コムスを運転するには普通自動車免許(AT限定可)が必要。
  • コムスは車庫証明は不要、さらに車検、重量税、取得税も不要。
  • コムスの法定速度は60km/h、最大積載量は30kg。また原動機付自転車のような「二段階右折」やヘルメットの着用義務はない。
  • コムスは家庭用の100V電源で充電する。充電時間は約6時間。1回の充電にかかる費用は約80円(夜間電力も使用)。
  • コムスは満充電の状態で約50km走行可能。1km走るのにかかる電気代は約1.6円。
  • 従来のコムス(79万~93万円)より、さらに低廉な販売価格を予定。
  • 主要なトヨタ販売店での販売を予定。
  • ドアやサイドバーはない。乗降りの簡便さ、視界の確保等でドアレス構造を踏襲。また雨天時の対応として、バイザー&キャンバスドアをオプションで用意の予定。

開発が明らかとなった今年2012年4月の時点では60万円とされていましたが、 それに近いものとされるのかも知れません。 発売はトヨタ車体からになるものと予想されます。

追記 1(2012年6月23日)

超小型車についてはまだ紆余曲折がありそうです。 トヨタ車体の他には日産が積極的な姿勢を示しています。 国土交通省の駐車場での試乗会を含めたその後の模様を記事 新設超小型車の波紋~試乗可能車はトヨタがコムス、日産がニューモビリティコンセプトを用意 として配信しました。

追記 2(2012年7月2日)

トヨタ車体からコムス(COMS)が発売されたのを受け トヨタ車体から超小型車第1号コムス(COMS)発売、実質負担額59万8,000円から を配信しました。

追記 3(2012年7月8日)

超小型車を取り巻く情報が少しづつ出て来ましたので トヨタ車体コムス(COMS)発売後の超小型車の動静 にまとめて配信しました。

追記 4(2019年4月20日)

コムス(COMS)の専用ページが削除され閲覧不能となっていましたので、 新たに コムス コンセプト にリンクを貼り置きますが、 情報の質的に少々後退の感も否めません。 また当該ページのQ&Aの9項が端的にコムスを知るに便利なもので以下に正確なものを引用しますが、 本記事配信時の情報と値段まで併せてほぼ重複し、 発売7年を経たコムスを取り巻く環境が殆んど変わらない状況であるのが分かり、 新規区分 超小型車 の些か盛り上がりに欠けるのも分かるようです。

Q1 コムスはどんなクルマですか?
A1 超小型の1人乗りEVです。道路運送車両法上は第1種原動機付自転車(四輪)となります。
Q2 コムスを運転するのに免許は必要ですか?
A2 普通自動車免許が必要です(AT限定可)
Q3 コムスは車庫証明が必要ですか?
A3 車庫証明は不要です。さらに車検、重量税、取得税も不要です。
Q4 コムスの特徴を他にも教えてください。
A4 法定速度は60km/h、最大積載量は30kgです。また原動機付自転車のような「二段階右折」やヘルメットの着用義務はありません。
Q5 コムスの充電について教えてください。 コムスに関する問い合わせ先は下記までお願いします。
A5 コムスは家庭用の100V電源で充電します。充電時間は約6時間。1回の充電にかかる費用は約80円(夜間電力も使用)です。
Q6 コムスは何km走れますか?
A6 満充電の状態で約50km走れます。1km走るのにかかる電気代は約1.6円です。
Q7 コムスはいくらで販売しますか?
A7 従来のコムス(79万~93万円)より、さらにお求めやすい価格での販売を予定しております。
Q8 コムスはどこで買えますか?
A8 主要なトヨタ販売店での販売を計画しています。
Q9 ドアやサイドバーはありますか?
A9 乗降りの簡便さ、視界の確保等でドアレス構造を踏襲しました。また雨天時の対応として、バイザー&キャンバスドアをオプションでご用意する予定です。
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