ロジャー・フェデラー選手2012ウィンブルドン制し通算優勝7回タイ記録

今夏のウィンブルドンは Roger Federerロジャー・フェデラー 選手が制しました。 フェデラー選手は1981年8月8日産まれで 優勝を決めた2012年7月8日には30歳と335日、 これは年間グランドスラム達成者の豪国 Rod Laverロッド・レーバー(Rodney George Laver) 選手が1969年に、 Arthur Asheアーサー・アッシュ 選手が1975年に優勝して以来の30歳代優勝記録となるそうです。

また同時にフェデラー選手はこれでウィンブルドン男子シングルスを制すること通算7回、 これは1800年代の William Renshawウィリアム・レンショー 選手及び Pete Samprasピート・サンプラス 選手と並ぶ最多優勝回数タイ記録になります。 またフェデラー選手はこれでグランドスラム大会優勝通算回数も17回に伸ばし、 これで世界ランキングも2年振りに1位への復帰が決まりました。

フェデラー選手には記録づいた優勝でしたが優勝を争った対戦相手の Andy Murrayアンディ・マリー(若しくはマレー) 選手はイギリスはスコットランドの出身、 実はウィンブルドン男子シングルスは数十年もの間、 自国選手の優勝がなくマリー選手が勝てば なんと76年振りと言う記録的な優勝でもありましたが此方は残念な仕儀となりました。 76年前にイギリス人として優勝していたのはポロシャツのマークでも有名な Fred Perryフレッド・ペリー 選手でした。

第3シードのフェデラー選手と第4シードのマリー選手の間に 2012年ウィンブルドン男子シングルス決勝戦は争われました。 フェデラー選手は第1セットこそ4-6で落としましたが、 続く第2セットは接戦の末7-5のゲーム数で奪い取りました。 ここで雨のため試合は40分間の中断が入り、 其の後開閉式の屋根が閉じられた中で試合が再開されましたが集中力を切らすことなく、 反って風が無くなると言う条件の変化を活かしマリー選手を圧倒しました。

勿論76年振りの快挙となる地元のマリー選手への歓声は凄まじいばかりで 一種異様な空気を醸し出しましたがフェデラー選手は動じることなく 2回目でマッチポイントをものにし見事決勝戦を制して見せたのです。 そして紳士の国英国の観衆は自国の選手が敗れようとも 惜しみない拍手喝采をフェデラー選手に贈る中に優勝杯が高々と掲げられました。

決勝戦の結果は以下となっています。

  1. フェデラー:4-6:マリー
  2. フェデラー:7-5:マリー
  3. フェデラー:6-3:マリー
  4. フェデラー:6-4:マリー

このフェデラー優勝のニュースは以下メディア等で2012年7月9日に配信されています。

  • フェデラーはアッシュ以来の30代王者(MSN産経ニュース:2019年6月28日現在サービス終了確認)
  • ウィンブルドン:異様な空気にも動じず フェデラーV(毎日jp:2019年6月28日現在記事削除確認)
  • フェデラー、7度目の全英V…史上最多タイ(読売新聞:2019年6月28日現在記事削除確認)
  • テニス=フェデラーがウィンブルドンV7、最多記録に並ぶ(ロイター)
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