エマ・ワトソンさんのファンはネット利用に要注意

聖書の次に売れたとも言われる世界的ヒット小説 ハリーポッター の作者の J.K.ローリング さんは革命的とも言える電子書籍販売サイト Pottermore[追] を開始[K1] しました。 出版社に依存せずとも独自にこのようなサイトを運営出来るのは その作品の影響力の証明でもあります。

この小説は映画化もされ、これも全世界で大ヒットとなりました。 その影響力から考えれば勿論、出演者も大変な人気者になった訳です。 中にも仲良し三人組の紅一点 Hermioneハーマイオニー Jean Granger・ジーン・グレンジャー を演じた Emma Watsonエマ・ワトソン さんは、1作目のこまっしゃくれた女の子が だんだんと美しく成長し遂には多くの男性の心を鷲掴みにしてしまいました。

しかしこのエマ・ワトソンさん、 美しい薔薇には棘が有るの例えではありませんが、 ネット上に於いてはとても危険な女性でもあるのが 今回アンチウィルスソフト開発会社であるマカフィー社の調べで分かったのを[※1] オンラインメディアのGIGAZINEが紹介[※2]しています。 以下、マカフィー社の危険セレブリティベスト10を列挙しますが、 それは危険女性ベスト10と言っても問題ないでしょう、 総て女性となっています。 その首位に位置するのがエマ・ワトソンさんなのでした。

  1. エマ・ワトソン(Emma Watson)
  2. ジェシカ・ビール(Jessica Biel)
  3. エヴァ・メンデス(Eva Mendes)
  4. セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)
  5. ハル・ベリー(Halle Berry)
  6. ミーガン・フォックス(Megan Fox)
  7. シャキーラ(Shakira)
  8. キャメロン・ディアス(Cameron Diaz)
  9. サルマ・ハエック(Salma Hayek)
  10. ソフィア・ベルガラ(Sofia Vergara)

危険と言っても何もそれは彼女達が直接的に吾人に気概を与えるのでないのは勿論です。 それはネット上のインターネットセキュリティに関してのお話しなのでした。 ファンが憧れの人の情報を得ようとネットで検索するのは今や当たり前のこと、 処が其処に落とし穴があるのをマカフィーの調査は示唆しています。 垂涎の情報や画像を得ようとした検索結果に挙がったリンク先には 危険な罠が待受けている可能性が高いとされるセレブリティのランキングが今回のものなのでした。

ファンとなればどうしても多少の危険も顧みず 怪しげなURLも辿ってしまい勝ちなものです。 しかし其処にはウィルスやマルウェア、フィッシングなど、 凡そインターネット上に考えられ得る罠が用意されているかも知れません。 上記セレブのファンならずともよくよくの注意が必要ですし、 ランキング入りしていれば、尚且つそれがトップのエマ・ワトソンさんであれば 尚更の警戒が必要とされる訳です。

今回エマ・ワトソンさんは不名誉なランキングのトップに輝いてしまいましたが、 これも有名税の一つでしょうか。 ファンにとっては危険を冒してまでも求めさせるその魅力は ハリーポッターの魔術の世界のなせる業でしょうか、 それとも彼女の名前がEmmaとあり日本語には閻魔と読める処が意味するものでしょうか。

追記(2019年10月6日)

現在、webサイト「Pottermore」にアクセスすると、 ハリーポッターの新規公式サイト「Wizarding World」にリダイレクト処理されます。 ハリー・ポッターの新シリーズ Fantastic Beastsファンタスティック・ビースト の情報を求められる日本公式サイトは2017年7月31日にワーナー・ブラザース社のドメイン下で 魔法ワールド として開設されています。

かたむき通信参照記事(K)
  1. ハリー・ポッター作者J.K.ローリング氏の革命的電子書籍販売サイトPottermore(2012年5月29日)
参考URL(※)
  1. McAfee Most Dangerous Celebrity 2012 – And The Riskiest Are…(McAfee Blog Central:2012年9月9日)
  2. エマ・ワトソンがインターネット・セキュリティ上最も危険なセレブに(GIGAZINE:2012年9月11日)
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