iPhoneでスマートフォン時代に先鞭を告げたアップル社が
ウェアラブルコンピュータ時代に腕時計型コンピュータ端末を開発中であるとの噂は近年実しやかに囁かれる処です。
其の名称としてこそ
iWatchを商品名として独占的に扱うには商標登録の欠かせず、 従って未だ其の影を見ないアップル社製腕時計型端末の信憑性の状況証拠として 各国の商標登録状況がニュースとして真贋織り交ぜネット上に飛び交う処となるのでした。 先月にはロシアで申請された旨が、そしてつい一昨日には遂に日本で申請されたなる情報、 即ち日本の特許庁にロシアと同時期、6月3日に申請されていたという情報が出回る処となりました。 斯くもアップル製腕時計型端末に対する世間の要望も高いものと言えるでしょう。 穿ってみればアップル社の新型端末のヒット確度を高めるための情報戦略とも感じられるものです。
さて、では現時点での出回る処のiWatch商標登録の情報をリスト形式で時系列に上からまとめてみましょう。
嚆矢となったのはロシアの
上の如き各国で展開を見せるiWatch商標登録情報を以て俄かに活気付くiWatch待望論ではありますが、 肝心要のお膝元米国に於いては他社に先んじられてもいる[※2・6] ようで、であるとすれば法的な係争の可能性も有り哉無し哉、未だ予断を許さぬ状況であるのも確かです。
かたむき通信に於いてもiWatchには予てより注目する処でもあり、 従前の記事にも以下の如きものがあります。
かたむき通信には Apple 及び 腕時計 をカテゴライズするものであり、 iWatchについては注目せざるを得ません。 従って玉石混交の情報の渦の中にも其の登場を待望する方に傾くものです。
腕時計は近年、携帯電話の登場で脇に追い遣られた感のあるガジェットです。 しかしその昔、進学や就職の祝いには付き物で、 腕時計を贈られ腕に嵌めれば大人になったような気がしたものです。 奇しくも一昨日2013年7月2日にインプレスから配信された動画コンテンツ、スタパビジョン[※7] の1コーナー そしな の中でスタパ齋藤さんは最近の腕時計への回帰を述懐しています。 曰く、スマートフォンの登場で時間を確認するのに面倒となった今、腕時計の便利さが身に染みるのだそうです。 iWatchが登場すればスタパ齋藤さんが入手するのだけは確かなようです。
使用写真- iPod Nano Watch( photo credit: Chunky Salsa via Flickr cc)
- Apple Reportedly Begins Filing for 'iWatch' Trademarks(Mac Rumors:2013年6月5日)
- Russian newspaper claims Apple has applied for ‘iWatch’ trademark in the country(9to5Mac:2013年6月5日)
- Apple files for ‘iWatch’ trademark in Japan for watch/handheld product(9to5Mac:2013年6月30日)
- Apple expands ‘iWatch’ trademark filing world tour to Mexico, Taiwan, Turkey, Colombia(9to5Mac:2013年7月1日)
- Apple's 'iWatch' Trademarking Spree Also Includes Taiwan and Mexico(Mac Rumors:2013年7月1日)
- Propiedad Industrial(2013年6月4日:2020年3月30日現在記事削除確認)
- IWATCH Trademark Application of OMG Electronics, LLC - Serial Number 85703706(Justia Trademarks)
- スタパビジョン-#120 Microsoft「Surface Pro」(株式会社インプレス:2013年7月2日)
- Apple純正スマートウォッチ(iWatch?)の可能性(2012年12月29日)
- 第6世代iPod nanoをスラップ腕時計にするリストバンド(2013年1月12日)
- スマートウォッチとBluetooth4.0の深い関係(2013年1月28日)
- Appleの腕時計型コンピュータの特許取得で現実味を帯びるiWacth(2013年2月24日)
- iWatchがアップルに依って漸次全世界的に商標登録され高まる期待(2013年7月4日)