ケンコバさん憧れの宇部里香さんは銀座高級時計店アワーグラス店員さん~スイス時計界の重鎮達

お笑い界の大御所、明石屋さんまさんの冠番組は数多く有りますが その内の一つにTBS系で毎週木曜日の19:00から20:54に放送されている単発特別番組 スパモク の企画の一つでもある 明石家さんまのずっとあなたが好きだった! があります。

流石さんまさんの番組だけあって視聴率も抜群、 2012年6月現在までには3回放送されていて一番最近のものは2012年5月31日の 第3回 でした。 この回の出演者にケンドー小林さん、通称 ケンコバ さんがいます。

この番組ではタイトル通り、出演者がずっと好きだった人に告白するのですが、 相手は芸能人ではなく素人さんだったりするから 筋書き通り進まない処が返ってヤラセのない真剣な雰囲気が伝わって さんまさんの当意即妙の機転の利いた遣り取りとも相俟って 人気にも繋がっているのではないでしょうか。

そしてケンコバさんがガチの告白をしたのも素人さんでした。 名前は 宇部里香 さんといい銀座は高級時計専門店 アワーグラス の店員さんです。

ケンコバさんが楽屋で芸能人仲間との間で気になる宇部さんを話題にしたら 小倉智昭さんやチュートリアル徳井さん、次長課長井上さんも 知っていたというのですから驚きです。 女優さんなどを見馴れている芸能人さえ虜にしてしまうとはその美しさは勿論ですが、 若しかしたら銀座に佇む高級時計専門店の醸し出す雰囲気に 囲まれていることもあるかも知れませんね。

そのアワーグラスとはどんなお店なのでしょう。 高級時計専門店とは謳われていますがどんな時計を扱っているかも気になります。 そう思ってホームページを見てみれば BRANDS MESSAGE(ブランドメッセージ) のページ(2019年4月20日現在当該ページは削除されブランドメッセージはアワーグラス銀座公式サイトの アワーグラスについて のコンテンツの一部となっています。)には時計界の錚々たる人物と ザアワーグラスジャパン株式会社桃井敦社長とが 並び写真に写っています。 これが高級時計専門店たる証明でもあるのでしょう。

これら綺羅星の如き人物を此処にも列挙してみましょう。

  • WALTER LANGE(ウォルター・ランゲ)
    ドイツの時計メーカーでありブランドの A.ランゲ&ゾーネ の創業者F.A.ランゲから数えて4代目の方です。 戦災から復興を図るも頓挫、 現在A.ランゲ&ゾーネはリシュモングループの傘下にあるマニュファクチュールです。
  • Christophe MASSONI(クリストフ・マソーニ)
    フランス・リヨン生まれ。 1989年にカルティエ社へ入社し現在リシュモン ジャパン株式会社代表取締役社長であり、 カルティエチーフエグゼクティブオフィサーを兼ねている人物です。
  • KARL-FRIEDRICH SCHEUFELE(カール-フレドリッヒ・ショイフレ)
    多くのスイスの有名腕時計ブランドが孰れかのグループに属する中独立を守る孤高のブランド ショパール(Chopard) の共同社長であり、マニュファクチュール運営、メンズ部門を担うと同時に ショパールグループ全体の経営管理も統括しています。
  • FREDERIC DE NARP(フレデリック・ドゥ・ナルプ)
    日本のカルティエ社で1990年代に業界キャリアスタートし銀座の旗艦店店長なども務め、 一旦離れた後、欧州のカルティエ社に再就職、 2005年にカルティエ・ノースアメリカ社を統括するためにニューヨークに転任しています。 2010年1月4日、ハリー・ウィンストン社を一躍世界的企業に育て上げたトム・オニール氏の後任として 社長兼最高経営責任者に就任しました。 ハリー・ウィンストン(Harry Winston) は1932年、ニューヨーク五番街にを設立され、 今や世界中で多くの富裕層や有名人を顧客としている最高級宝飾品ブランドです。
  • JEAN-CLAUDE BIVER(ジャン クロード ビバー)
    ブランパンをクォーツは使わない旨の宣言を以て支持を集め 複雑機構の時計ブランドとして復興せしめ、 LVMHに転身するや1983年当時オメガ専務として ムーブメント専門メーカーであるフレデリック・ピゲを買収、 オメガをはじめいくつもの時計ブランドを復興した後に去就の注目される2004年、54歳の時 ウブロ(HUBLOT) のCEOに就任しました。[追1・2]
  • GEORGE KERN(ジョージ カーン)
    リシュモン グループの中に地味な存在であった IWC(International Watch Company) を卓越したマーケティングスキルで以て僅か数年で国際的なブランドに成長させました。 現在ロジェ・デュブイ、IWC、ボーム&メルシエの本社CEOを務める リシュモングループの重鎮です。
  • JÉRÔME LAMBERT(ジェローム・ランベール)
    リシュモングループ傘下の Jaeger-LeCoultre(ジャガー・ルクルト) のCEOです。 スイス郵政省に務めた後、2001年32歳の時就任しました。
  • OLIVIER R. MULLER(オリビエ ミュラー)
    パテック フィリップに37年間に時計技師として勤めた後 子息のムーブメント技師のクリスチャン・フェリエ氏と共に ローラン・フェリエ氏が2010年、設立したブランド ローラン・フェリエ(LAURENT FERRIER GENEVE) をマスター時計師のミシェル・ナバス氏と共に支えるブランドCEOです。
  • THIERRY STERN(ティエリー・スターン)
    1839年にアントワンヌ・パテック氏とフランチシェック・チャペック氏によりジュネーブに設立された 時計会社が1851年、チャペック氏が去り パテック・フィリップ(Patek Philippe) 社となりました。 其の後1932年には同社をスターン家が引き継いで依頼スターン家が代々社長となり、 氏は4代目の社長となります。
  • JUAN-CARLOS TORRES(ファン-カルロス トレス)
    パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲと共に世界三大高級時計メーカーの一つとされる リシュモン傘下の ヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin) 社のCEOです。

時計界に重きを成す彼等の人物像を見ているだけで楽しめますね。

ネットなどでアワーグラス銀座店を見ればなかなか敷居の高いお店のようです。 そんな中、スタッフの女性がいくら綺麗だとは言え こんな形でメディアに取り上げられるのは 今回の件では売れっ子芸能人など収入の或る程度有る方には 高級腕時計に興味があることも分かりました。

追記 1(2013年1月3日)

ビバー氏がフィーチャーされた書籍 成功者はなぜウブロの時計に惹かれるのか。 の書評記事 新興高級腕時計ブランドHUBLOT(ウブロ)~書評~成功者はなぜウブロの時計に惹かれるのか。 を配信しました。

追記 2(2013年7月20日)

図らずもビバー氏の為人の垣間見えるテレビ番組が放映されたのを受け ウブロの腕時計の精度を影ながら支える静岡県の加工機械とビバー氏の為人 を配信しました。

スポンサー
スポンサー

この記事をシェアする