ローソン、上組、GSユアサなど売電参入続々~7月1日再生エネルギーの固定価格買い取り制度開始

多額の金銭が動くことで多くの関係者の思惑が入り乱れるとは言え、 その設立の趣旨は真摯であり、また今は根本的にそうせざるを得ない状況にあるのが 2012年7月1日、即ち明日からスタートする 再生可能エネルギーの固定価格買取制度 であり、かたむき通信にも2012年6月26日に 再生可能エネルギーの固定価格買取制度の開始と太陽光発電を取り巻く思惑 として伝えた処です。

其処にメガソーラー(1MW以上の出力規模を持つ太陽光発電)建設を以て 国内最大手太陽光発電事業者として参入する ソフトバンク 、また NTT の参入を伝えましたが何も売電の参入は通信事業者だけではありません。

ローソン鴨江一丁目店(2017年9月17日撮影)
ローソン鴨江一丁目店(2017年9月17日撮影)

先ずはコンビニ大手 ローソン が挙げられます。 同社ホームページには2012年6月29日付けのプレスリリース 「太陽光発電システム」を2年で2,000店舗に導入 が配信され制度開始後の9月より順次店舗の屋根への太陽光発電システム設置設置、 来年度中には合計2,000店舗に導入、 電力会社申請許可後の10月より売電を開始する旨、謳われます。

インターネット上にも顧客がローソンの売電状況を確認出来るシステムを構築する試みが面白いですね。 太陽光パネルは、発電効率が高く施工体制や保守体制に優れていることから、 ソーラーフロンティア及びパナソニック製を採用するそうです。 ブログ Acenumber Technical Issues にはソーラーフロンティア社について、 以下列挙する記事など取り上げる処ですのでご参照下さい。

次に港湾運送、国際複合一貫輸送、倉庫内物流など手掛ける 株式会社上組(かみぐみ) があり、同社もホームページに2012年6月29日付けでPDFファイルのプレスリリース 上組メガソーラー事業への参入について を配信しています。 同社の売電事業開始は来年2013年1月が目処、 発電能力は約2.5メガ規模(一般家庭640世帯分)が予定され 神戸市内で民間企業としては初のメガソーラーとなると目されます。

次に電池で有名な電気事業の 株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション は当然のことながら、と言っても好いでしょう、 孰れは自社コアコンピタンスとも繋がるのではないかと思われる売電事業は 矢張りニュースリリースをPDFファイル メガソーラー設置を決定!!~福島県いわき市に1MW出力のメガソーラー~ として2012年6月26日付けで配信、 新たに設営するメガソーラーは自社工場敷地内遊休地と工場棟屋根に太陽光パネルを設置、 自社製パワーコンディショナを導入する予定で 今年2012年秋頃建設開始、本年中には運用開始の意向、 発電電力は全て電力会社の系統に連系の予定であるそうです。

同社としては自社製パワーコンディショナを用いて 運用データを蓄積、新商品開発の縁とすべき目論見です。 太陽光発電に於けるパワーコンディショナのパイオニアとしての自負と共に 事業展開で他社に先駆ける意欲が覗えるリリースとなっています。

また北海道新聞には 生活協同組合コープさっぽろ が売電事業へ参入する記事 メガソーラー 帯広は2千キロワット コープさっぽろ 2月稼働 を2012年6月28日に配信、 朝日新聞には 熊本製粉株式会社 が売電事業へ参入するにあたり 合志にメガソーラー を2012年6月28日に配信、 MSN産経ニュースには2012年6月23日に 榛東、太田 メガソーラー認定 売電へ 群馬 で榛東村にソフトバンクがソフトバンク榛東ソーラーパークを 太田市ではおおた太陽光発電所を建設する旨配信するなど、 まだまだ日本国中各地に売電事業参入のニュースが聞かれます。

孰れ営利的な計算は有るには違いないでしょうが それを含めてもこうして企業の再生エネルギーへの関心の高さを見ると さながら救急車のサイレンを聞いて道の真ん中をモーゼの十戒宜しく 次々と開けるべく自動車が傍に寄せられる景色のようで好もしい限りです。

追記 (2018年10月5日)
朝日新聞の2018年10月4日の記事 太陽光買い取り見直し検討 未稼働は認定取り消しや減額 及び一箇月にも満たない内の列島を跨ぐ大規模停電の発生を受け、 本かたむき通信2013年1月23日の記事 日経の予想が外れ太陽光発電の再生可能エネルギーの固定価格買取制度の買取価格引き下げへ に追記しました。

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