国民的アイドルグループの絶対的エースとして常にセンターを務めてきた 前田敦子さんの愈々その卒業となるステージ AKB48 in TOKYO DOME~1830mの夢~ も昨日2012年8月26日に無事終えました。 彼女のこれからのソロでの活躍が楽しみですね。
そしてますます勢いを増すAKBグループの恒例サプライズは 3日間に及ぶこのコンサートのその初日に発表されました。 組閣祭り2012 です。
この組閣で各グループ、チームは 今年2012年6月6日の第4回総選挙の時とは大きく様変わりしました。 AKB48公式サイトのWhat's Newの 組閣後新体制 と総選挙の際のポイントを照合すれば以下の表の様になります。
順位 | 氏名 | ポイント | チーム | グループ |
---|---|---|---|---|
1位 | 大島優子 | 108837.0 | K | AKB |
2位 | 渡辺麻友 | 72574.0 | A | AKB |
3位 | 柏木由紀 | 71076.0 | B | AKB |
4位 | 指原莉乃 | 67339.0 | H | HKT |
5位 | 篠田麻里子 | 67017.0 | A | AKB |
6位 | 高橋みなみ | 65480.0 | A | AKB |
7位 | 小嶋陽菜 | 54483.0 | B | AKB |
8位 | 板野友美 | 50483.0 | K | AKB |
9位 | 松井珠理奈 | 22873.5 | K | AKB |
↑ | ↑ | 22873.5 | S | SKE |
10位 | 松井玲奈 | 42030.0 | S | SKE |
11位 | 宮澤佐江 | 40261.0 | ? | SNH |
12位 | 河西智美 | 27005.0 | A | AKB |
13位 | 北原里英 | 13265.5 | B | AKB |
↑ | ↑ | 13265.5 | ? | SKE |
14位 | 峯岸みなみ | 26038.0 | B | AKB |
15位 | 横山由依 | 12770.5 | A | AKB |
↑ | ↑ | 12770.5 | ? | NMB |
16位 | 梅田彩佳 | 24522.0 | B | AKB |
17位 | 高城亜樹 | 23083.0 | ? | JKT |
18位 | 山本彩 | 23020.0 | N | NMB |
19位 | 渡辺美優紀 | 9579.5 | B | AKB |
↑ | ↑ | 9579.5 | N | NMB |
20位 | 秋元才加 | 19121.0 | K | AKB |
21位 | 佐藤亜美菜 | 17009.0 | K | AKB |
22位 | 倉持明日香 | 14852.0 | K | AKB |
23位 | 島崎遥香 | 14633.0 | B | AKB |
24位 | 高柳明音 | 14111.0 | KⅡ | SKE |
25位 | 秦佐和子 | 13920.0 | KⅡ | SKE |
26位 | 増田有華 | 13166.0 | K | AKB |
27位 | 大矢真那 | 12142.0 | S | SKE |
28位 | 矢神久美 | 11712.0 | S | SKE |
29位 | 須田亜香里 | 11323.0 | S | SKE |
30位 | 古川愛李 | 11179.0 | KⅡ | SKE |
31位 | 木﨑ゆりあ | 10554.0 | S | SKE |
32位 | 小木曽汐莉 | 9596.0 | KⅡ | SKE |
33位 | 岩佐美咲 | 9297.0 | B | AKB |
34位 | 松村香織 | 9030.0 | ? | SKE |
35位 | 向田茉夏 | 8552.0 | KⅡ | SKE |
36位 | 仲谷明香 | 8505.0 | K | AKB |
37位 | 中田ちさと | 8315.0 | K | AKB |
38位 | 宮崎美穂 | 8173.0 | K | AKB |
39位 | 永尾まりや | 7809.0 | K | AKB |
40位 | 藤江れいな | 7782.0 | B | AKB |
41位 | 小林香菜 | 7195.0 | K | AKB |
42位 | 前田亜美 | 7168.0 | K | AKB |
43位 | 福本愛菜 | 6912.0 | N | NMB |
44位 | 仲川遥香 | 6890.0 | ? | JKT |
45位 | 田野優花 | 6694.0 | A | AKB |
46位 | 山田菜々 | 6683.0 | N | NMB |
47位 | 宮脇咲良 | 6635.0 | H | HKT |
48位 | 片山陽加 | 6602.0 | B | AKB |
49位 | 武藤十夢 | 6428.0 | K | AKB |
50位 | 石田晴香 | 6333.0 | B | AKB |
51位 | 菊地あやか | 6185.0 | A | AKB |
52位 | 多田愛佳 | 6140.0 | ? | HKT |
53位 | 松井咲子 | 6058.0 | A | AKB |
54位 | 山内鈴蘭 | 6027.0 | B | AKB |
55位 | 仁藤萌乃 | 6025.0 | A | AKB |
56位 | 木本花音 | 5982.0 | E | SKE |
57位 | 大場美奈 | 5969.0 | B | AKB |
58位 | 市川美織 | 5963.0 | B | AKB |
59位 | 大家志津香 | 5933.0 | B | AKB |
60位 | 小笠原茉由 | 5919.0 | N | NMB |
61位 | 佐藤すみれ | 5706.0 | A | AKB |
62位 | 矢方美紀 | 5606.0 | KⅡ | SKE |
63位 | 中西優香 | 5592.0 | S | SKE |
64位 | 小森美果 | 5398.0 | B | AKB |
かたむき通信には総選挙の際、翌日2012年6月7日の記事 第4回AKB48総選挙結果からグループ毎チーム毎の勢力図を拵えてみた で総選挙のポイントがチーム及びグループにどのように配分されるのか見てみました。 今回それが大きく様変わりしたにあたって同様の試みをしてみましょう。 なお、総選挙ではチーム兼任の際は旧所属チームに選挙ポイントを配分しましたが、 今回は上の表のように新旧チーム、グループに半分づつ配分しました。 グループの決定もチームの決定が見ないメンバーは ? としてありますが、この数字を見ることで組閣の変動の大きさも測れるでしょう。
先ずはチームを見てみましょう。 以下の図が上の表からポイントをチーム別に集計した円グラフになります。
総選挙のデータと見比べて最初に気付くのはチームAとチームKが逆転したことです。 総選挙の際には前田さんのポイントはありませんからその卒業は無関係です。 結成以来メインのチームであったAがグループ内の1チームと他と並列、拮抗されたのは スタッフが目論んだ組閣の肝なのかも知れません。
そして矢張り?項目が多いのは組閣に於ける変動が激しいものであることを物語ります。 なにしろAKBの3チームとSKEのエースチームSに続くポイントを稼ぎ出しているのですから。 メンバーとファンの動揺は如何なるものでしょう? それともこれぐらいのサプライズにはもう慣れっこでしょうか。
そしてもう一つ目立つのはチームHの躍進です。 総選挙の際にはブービーだったチームがチームKⅡ及びNMB48のエースチームNの上を行っています。 これは人気メンバー、指原莉乃さんの移籍が大きいのは明白です。 ここに52位の多田愛佳さんのポイントはチームHには入っていません。
次にグループ別の集計を見てみましょう。 ここではチームの不明はメンバーは存在しません。 純粋に各グループの勢力図が見られますから、 運営側スタッフの組閣に於ける腹積もりも透けて見えるものとなっているでしょうか。
全体的に見て感じられるのはAKBグループに集中していたポイントが 各グループに分散されたのが見て取られることです。 AKBグループが77%占めた数値は68%と約1割も減じられています。
総選挙にグループとして2位、3位だったSKEグループとNMBグループは そのポイント配分を殆んど変えていませんから、 AKBから上位3位以外のグループにポイント分配なされたのが分かります。 従って前回はランキング入りしなかったSNH及びJKTグループが下位に登場していますし、 此処でも指原莉乃さんの移籍したHKTグループの躍進は著しく 遂に結成が先立つNMBグループを超える数値を叩き出しています。
AKBに取っては1割に過ぎないポイントも下位グループに分配されたとき それはグループに大きな変動を齎すものであるのが良く分かるデータとなっています。 運営スタッフ側がグループ全体に於いて均質化を図っているのが見て取れるデータは 即ち人気メンバーの地方への移動分配により、その兎角薄まったと謂われ勝ちなコンセプト 会いに行けるアイドル を更に一層押し進めるものなのかも知れません。 この線では考えたときにはチーム4も解散して然るべき流れと言えるでしょう。
AKB48写真集ランキングサイトアケラン!
アマゾンの売れ行きデータをAKB48メンバー写真集に限定の上、収集して
ランキングを遡って一覧を見られるサイトです。
AKB48総選挙ムックも上位にランキングしています。
追記(2013年6月11日)
AKB48グループの32枚目のシングルレコードの為に催されたイベント、第5回選抜総選挙の結果が出たのを受け、 第5回選抜総選挙後のAKB48勢力図から見て取れるグループの現状と今後 を配信しました。