CX-5日本カーオブザイヤー受賞~長期低迷マツダの救世主ヒット車

第33回日本カー・オブ・ザ・イヤー2012-2013決定

マツダが今年2012年早々2月16日に発売した CX-5 はその類稀なる技術力の結集した SKYACTIV-D 2.2 を擁したディーゼルエンジン搭載車が大いに話題を呼び 発売僅か1カ月後には累計受注台数が8,000台にも上りました。

日本カー・オブ・ザ・イヤー公式サイト
日本カー・オブ・ザ・イヤー公式サイト

そして先日 日本カー・オブ・ザ・イヤー公式サイト に配信されていた 2012-2013 日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベストカー決定 に同車はノミネートされていました。 その選考結果が昨日3月29日に発表され 同車は堂々 第33回日本カー・オブ・ザ・イヤー2012-2013 の栄誉を勝ち取ったのです。

日本では一度ネガティブなイメージが定着してしまったために 敬遠されるディーゼルもヨーロッパでは現在主流となっているエンジン形式です。 世界的に見れば日本で主流のハイブリッドカーと2分する勢力を保持してもいます。 〔K1・2〕

長き渡る自社のアイデンティティーともなる ロータリーエンジンの開発事業を一旦は涙を呑んで終焉させた マツダ株式会社 はしかしその技術力をディーゼルに注ぎ込みました。 〔K3〕 そして世に問うたのがCX-5だったのです。 マツダの快心の新車種は本記事の冒頭記した如く大いに世に歓迎されたのは数字として表れ 遂に今回の名誉ある受賞の仕儀と相成りました。

ハイブリッドカーの総本山たる日本から 鎬を削るディーゼル陣営をも超えるディーゼル車が出現したのは驚きでもあり、 従ってその開発決定にはマツダ社の並々ならぬ覚悟があったでしょう。 正しく絶対に負けられない開発競争に打ち勝ち凱歌を上げ得たのでした。

マツダ社が此処に至るに決して順風満帆ではありませんでした。 株価だけが全てではありませんがしかし下図の今に至る10年間の推移を見れば 2007年からは5年もの間、長期低落傾向にあったのは如実に見て取れます。

投資化からを蔑視される状況をも招き、 2012年上半期クソ株ランキングにノミネート 〔K4〕 されてしまってもいました。

従って足許を見られる状況に陥るのはシャープ社が虎の子の 新IGZO液晶技術 を鴻海精密工業に狙われた 〔K5〕 のと同様で、その魅力的なスカイアクティブ技術はヨーロッパの雄 フィアットFIAT) 社に狙われ 〔K3〕 、誤解を恐れず言えば提携 〔K5〕 を餌に切り売りを余儀なくされる様相を呈しているのでした。

しかしマツダ社渾身のCX-5は大いに世に受け入れられるヒット車となり、 遂には昨日 第33回日本カー・オブ・ザ・イヤー2012-2013 の栄誉にも浴しました。 長らく低迷を続けていた株価も頃日は下図の1年間の推移を見れば 愈々回復への兆しを見せている感もあります。

使用図写真
  1. Mazda CX-5 2.0 2013( photo credit: iym665 via Flickr cc
  2. 第33回日本カー・オブ・ザ・イヤー2012-2013決定(日本カー・オブ・ザ・イヤー公式サイト:2012年11月30日)
  3. Yahoo!ファイナンス
かたむき通信参照記事(K)
  1. 日産ノート発表、ハイブリッド車の支配する市場にディーゼル車に続きダウンサイジングで挑む(2012年7月17日)
  2. トヨタがBMWとの提携でHV勢として対ディーゼルに有効な一石(2012年7月30日)
  3. マツダの魂 ロータリーエンジンの半世紀の歴史に幕~RX-8生産停止(2012年6月25日)
  4. クソ株ランキング2012上半期にノミネートされる企業をビジネス記事に見直してみた(2012年7月9日)
  5. CX-5の好調なマツダがFIATとオープン2シータースポーツカーで提携発表(2012年5月23日)
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